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人間の視力の発達は生後1か月から始まり就学前までにほぼ完成します。このため、就学前までに、視機能上の問題を検知する事が大切です。
岐阜市では眼の健診は、 視力検査ができるようになる 3歳時健診、5歳児健診、年長さんに行なわれる就学時健建診、就学後の学校で実施している視力検が行われています。しかし健診の間隔が空いてしまいそれまで、見つからなかった弱視、視力低下が小学校入学後に指摘されるケースが散見されます。また小さな子どもの視力検査は問診やランドルト環(Cのマークで測る視力検査)で行われていますが難しいのが現状です。
このためスポットヴィジョンスクリーナーという器械を用いて簡単に視力検査する事が最近では推奨されています。
数秒で検査ができますし、怖い検査でもありませんので、当院でもこの機器を採用し斜視、乱視などが見つかっています。但し、あくまでもスクリーニングですので、これで確定診断がつくのではではありませんので、異常が考えられる際には眼科専門医に紹介させていただき、 精密検査を受けていただきます。
• 近視 (遠くのものが見えにくい)• 遠視 (遠くにも近くにも焦点が合わない)• 乱視(焦点が1か所に集まらない)• 不同視 (屈折の左右差が大きい)• 斜視 (目の視線がずれている)• 瞳孔不同 (瞳孔径の左右差が大きい)
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